エデン 3

「クフゥゥゥ… まえにイヴが支配していたメードより良い感じです」

黒い体毛が生えていない白い肌に黒い縞紋様が浮かび上がった躯で
四つん這いになっていた和美がくたりと床の上に躯を落とす。

「ア… アゥ… モウ…ヤメテ… アタマガ… アタマガ…ヘンニ…」
「ウフフフ… イヴの中でこんなにピクピクさせてるのに…ホントはもっとしたいでしょ?」

拒絶する和美の尻尾はイヴの陰部に刺し込まれたまま、彼女の意に反して脈打ち続けている。

「ソンナコト… ハアックゥゥ…ン…」

尻尾を無理やり動かされた和美の背中が大きく仰け反った。

「ウフ… ほら、また…… ウフフフフフフフ…」

ペロリと舌なめずりしながら瞳を輝かせたイヴはあるモノを取り出した。

「ホントなら仕上げにイヴ特製のお薬を脳ミソに打ち込んで終わりだけど、お前はただの獣人じゃなくて
  お前はお前として、イヴのために働くのです。 獣人メードとしてウフッ  ウフフフフフ…」
「ソレハ… ドウイウ…イミ…」
「メードには自分が誰のモノなのかを自覚させるためにコレをつけます。
  タチバナの話を聞いてると、お前のサイミン何とかはコレの力に似てるから
   何も考えないで試しに着けて見ようと思うの  ウフッ」
「ソ…ソンナモ…… ヤメテ…」
「これを着ければお前はイヴの言うことに逆らえなくなります。
  ううん、イヴの言うことしか聞かなくなるハズです」

楽しそうに話をするイヴは手に持っていたモノ、繊細な彫刻が施された
ベルが付いた黒い金属のチョーカーを和美の首に取り付けた。

「イ…イヤ……ハズシテ…ハズシテ…」
「ウフフ… これは一度つけると外れないです。
  このベルが奏でる音がお前がイヴのモノであることを教えてくれます」

楽しそうに話を続けるイヴ。

「そしたらお前はイヴの命令に絶対に逆らわない、イヴのモノになりますウフ…
  ウフフフ… ムフフフフフフフフ…」
「…イヤ…コンナ…スガタニサレテ… ココロマデ…アナタノモノニハ…」

未知の快感で虚ろになった瞳を彷徨わせながら和美が弱々しく言葉をかえす。

「ムフ」

イヴが微笑みながら和美の首につけたベルを指ではじき、装着者にしか聞こえない音色を奏でると
改造された黒い眼の中心にある白い瞳を大きく拡げ、和美が小刻みに震えだした。

「ウゥ…ウアァァ…イヤ… アナタノモノニハ…  ア… アァ…
  ナニ……ナニカガ…アタマノ…ナカニ…  イ…イャァ……アワ… アァ… アゥ……」
「ウフフフフフ… イヴとお話したくなった?  試しにイヴのことを呼んでみなさい」

イヴが首輪のベルを指ではじき、和美の心を支配する音色を聞かせるとうっとりと
和美は夢見心地な表情をみせた。

「ファァ…ァ… ウ…… イゥ…」
「ウフフフ」

和美の顎の下を撫でながらイヴは音色を聞かせ続け、そのたびに和美の躯はピクピクと反応していた。

「ハァ… ハゥ…… イ…ィ……ゥ…… イゥ…サ………」
「ウフ… ウフフフフフフ…  イヴがいいって言うまで名前を呼びなさい」
「イゥ…サ……マ…… ィゥ…サマ… イゥ……サマ…… ――――――――」



たっぷりと時間をかけて和美にベルの音色を聞かせていたイヴの顔に満足の笑みがこぼれた。

「イヴ様 イヴ様 イヴ様 イヴ様」

ぎこちない口調でイヴの名前を口にしていた和美の口調が改造される前の雪谷和美のモノに戻り
白と黒が反転した眼にも力強い意思の輝き宿っていた。

「ウフフフフフフ… キレイな音でしょう」

イヴの問い掛けにコクリと頷き和美はイヴの名前の呼び続けた。

「イヴ様 イヴ様 イヴ様 ――――――――」
「ムフッ…ムフフフフフフ…  お前は誰で、誰のモノか言ってみなさい」

四つん這いのままイヴを見上げた和美は

「ハイ わたしは防衛機構ロイヤルフォース
  第一地区特殊防衛隊ビーナスフォース隊長 雪谷和美  イヴ様の忠実なメードです」

答え終わった和美の前にイヴが和美の尻尾から排出された粘液で汚れたブーツを突き出すと
和美はイヴに断りを入れてからブーツの汚れを丁寧に舐めはじめた。

「失礼致します イヴ様」
「うんうん まだ何も躾けていなにの偉いです おま…… う〜ん……」

ペロペロとブーツを舐めている和美の頭を撫でながらイヴが難しい顔で思案する。

「面倒だからカズミでいいです。
  カズミ、ロイヤルなんとかについて知っていることをイヴにお話しなさい」
「ハイ イヴ様」

イヴを見上げた和美は自分の口のまわりについた汚れを舌で舐めとり
『おすわり』して、ロイヤルフォースの情報を話はじめた。

「防衛機構ロイヤルフォースは――――――――


 そして、この第一地区は藤堂ユリカ司令の指揮のもと
   ゼウス、ビーナス、ガイアの3チームが防衛にあたっています。
    各部隊の構成ですが、ゼウスフォースは藤堂司令が直接指揮されており
     詳細な情報は私も聞かされておりませんが、フォース唯一の男性隊員で編成された部隊です。
      次にガイアフォースですが――――――」

一通り話をした和美はおすわりしたまま取り付けられた尻尾を動かし
難しい表情をしているイヴの顔を見上げていた。

「そうですか イヴの邪魔ばかりするゼウスなんとかは可愛くないオスだけですか……
  可愛くないヤツはイヴのモノにしないと決めています。
   とりあえず、ビーナスなんとかをイヴのモノにして…」

チラリとおすわりしている和美を見やると和美が腰をあげ、四つん這いでイヴに近づき
露になったままのイヴの陰部の匂いを嗅ぎ上目遣いにイヴを見上げた。

「カズミの好きなようにしてみなさい」
「ハイ、かしこまりました イヴ様」

嬉しそうに微笑んだ和美はあるじとなったイヴの体を調べるかのように全身を入念に舐め
イヴの陰部を潤すと、黒い尻尾の先から紫色の肉棒をだし、ゆっくりとイヴの中に挿入した。


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