エデン 12

菊池亜沙美、GT平塚豪太、GU芳賀優の三人は
ロイヤルフォースメディカルセンターの駐車場にいた。

「まだ信じらんねぇよ…」
「わたしもよ でも、沙耶香はある目的の為ここにやってきた」

移動指揮車のモニターに十数分前にメディカルセンターの監視カメラが
撮影した沙耶香の姿が映し出されている。

「恐らく沙耶香がここに来た理由は…
  ここで治療を受けているVV鵜飼奈々の抹殺」
「VVの抹殺って… あ、亜佐姉、どうしてそう決めつけるんだよ!!
  鵜飼奈々は俺たちと同じクラスで 見舞いに来たのかもしれねェじゃん!!」
「さっきも言ったでしょう。 それは有り得ないのよ
  鵜飼奈々がここにいることを知っているのは限られた者だけ」

戦士としては未熟な三人のフォローで戦闘に参加することが多い亜佐美は
いつも通り戦闘服に着替えを済ませ、対獣人用の武装を確認していた。

「だからって 沙耶香がエデンに操られてるなんて信じられるかよ!!」
「それを確認するためにも行くの!
  いつまでもウジウジ言ってないで、さっさとスーツを装着しなさい!!」




部屋の外から聞こえてくる物音に
奈々の手はベッドサイドに置かれた装着ユニットにのびていた。

― 来た… チーフ? 美和子? それとも… ―

部屋の外が静かになり、ゆっくりと部屋の扉が開いた。

「さ、沙耶ッチ…すっか…」
「クス…やっぱり… 奈々ちゃん、生きてたんだ」

サイドスリット入りのレザーミニスカートとレザーチューブトップ
太ももの中ほどまであるロングブーツと二の腕の中ほどまであるグローブを着けた
沙耶香が微笑みながら奈々を見つめる。

「沙耶ッチ… 美和子と同じッスね…あのイヴってエデンに」
「クスクス… 一緒にイヴ様にところに行こうよ 奈々ちゃん」
「いやっす あっしは最後までエデンと戦うっす! 沙耶ッチたちを助けるっす!!」
「わたしを助ける? 助けてもらう理由もないし… 余計なお世話よ!!
  これはイヴ様のご命令なの… 奈々、一緒に来てもらうわ」

沙耶香の顔から笑顔が消え、冷たく奈々を見据える。

「動かないで!!  奈々 大丈夫?」
「あ、亜佐美さん あっしは大丈夫っす、けど沙耶ッチが」
「信じたくなかった… あなたがエデンに操られているなんて」

部屋の入り口に現れた亜沙美は沙耶香に無反動式の大口径銃を向けて構えていた。

「亜佐美さん 一人ですか? アイツら一緒じゃ」
『グワァァ…  ッキショォー! こいつ何だ!!』
『亜佐姉さん この黒いスーツのゲフッ ウワァァ』

亜佐美のヘッドセットから漏れてくる悲鳴に沙耶香が陰湿な笑みを浮かべ
腕に嵌められたリストバンドを胸の前にかざした。

「美和子さんか… もうゼウスを片付けちゃったんだ」
「美和子? 二人と戦っているのはVIだって言うの? そうなの沙耶香!!」

沙耶香の体が黒と紫の粒子に包まれメデューサに変身した。

「さ、沙耶香…その姿は…」
「沙耶ッチもそのスーツを…」
「クスクス… わたしはメデューサ イヴ様の忠実なるしもべ。
  亜佐美さん、あなたも一緒に来てもらうわ」

軽く弾んで亜佐美の懐に飛び込んだ沙耶香は拳を亜佐美の腹部に深くめり込ませた。

「ウゲッ」
「あっ ごめん亜佐美…  軽く当てたつもり だったけど… クス」

声も出せず苦痛に顔を歪めた亜佐美は足元から崩れ落ちた。

「あ、亜佐美さん!!  沙耶ッチィィ あっし怒ったっすよ!!」

辛うじて動くようになった体でフォーススーツを装着した奈々が
沙耶香を取り押さえようと背後から組み付いたが、沙耶香は
余裕の笑みを浮かべると奈々を振り払い、ハイキックを見舞った。

「クッ…」

完治していない両腕で顔面への一撃を防御した奈々は痛みに堪え切れず膝をつく。

「ケガ 治ってなかったみたいね」

痛みで震えている奈々の両腕に沙耶香は遠慮なく蹴りを打ち込んだ。

「イッ!」

鈍い音と衝撃にのた打ち回る奈々。

「クスクス また折れたかも…」
「イ…ツゥゥ…さ、沙耶ッチ……一緒に美和子たちを…助けに…行ったこと…覚えてないっすか…
  イヴに何をされて…そんなになったっすか…イテテ…」
「何をされたって? イヴ様は気付かせて下さったのよ
  わたしたち人間はエデンに支配されなけばならない弱い生き物だってことを」
「そう言うことっすか みんなイヴに頭の中を書き換えられたってことすね」
「ちょっと奈々!
  さっきから聞いてればイヴ様のことをイヴ、イヴと呼び捨てにして!!」

フラフラと立ち上がった奈々に沙耶香が蹴りの舞を浴びせかけていると

「そのくらいにしておきなさい メデューサ」

左右それぞれの手でGIとGUを軽々と持ち上げ部屋に入ってきた
黒いフォーススーツ姿の美和子が二人を床の上に放り投げた。

「ステンノ あっ、いけないつい… 奈々死んでないよね? 奈々?」

床の上で微かに体を動かしている奈々のヘルメットは
メデューサの蹴りで砕かれ顔半分が露出している。

「さ…や…ち… め…さまし…」

破損したフォーススーツが消滅し、奈々の瞼が閉じられると
沙耶香は爪先で奈々の頭を小突いて、奈々の反応を確認した。

「フウゥ… よかった生きてる」
「イッテェ… あ… 亜沙姉!!  亜沙姉ェェ!! お前らァ!!」
「心配しなくても生きてるよ」
「!? いまの声… オイ、そっちの黒いの… お前、沙耶香なのか…」
「クスクス そうだよ豪太」

コツコツとヒールを鳴らし赤と青のフォーススーツに近づくと
這いつくばっているGIとGUを沙耶香が見下ろす。

「沙耶香… 亜沙姉に何をした…亜沙姉をどうするつもりだ」
「亜佐美もイヴ様に選ばれたのよ」
「お前、ホントにエデンになっちまったのかよ…
  俺たちの敵になったのかよ!! もう仲間じゃないのかよ!!」
「仲間… そうだよね、仲間……だったよね。
  けどね、わたしはイヴ様のモノになったの。
   それにね豪太 イヴ様はお前たちは必要ないって…
    イヴ様に必要の無い物はゴミなんだよ、豪太 ククク…」

寂しそうに話をしていた沙耶香の口元に冷たい笑みがこぼれる。

「バカなこと言うなよ。 エデンは俺たちの敵じゃないか!!」
「そうだよ豪太 ガイアフォースはエデンの敵だよ」

壁にもたれて座っているGIの太ももをピンヒールで踏みつけ力を篭める。

「グワァァァ… や、止めてくれ 沙耶香…」
「止めるんだ沙耶香!!」

GUがGIを助けようと踏みつけている足を掴んだ。

「イヴ様から頂いたスーツに汚い手で触らないで!!」
「うわっ」
「優!!」
「ガイアフォース抹殺はわたしの使命。 お前から先に始末してあげるね 優」

足を掴んでいるGUの手を振り掃うと
仰向けに転がったGUの胸にピンヒールを振り下ろした。

「止めるんだ沙耶香!!」
「ガフッ…」
「クスクス…」

口元を残忍に歪めながら簡単にGUのフォーススーツを貫いた
ヒールをグリグリとGUの胸にねじ込んで行く沙耶香。

「コフッ… どう…して…」
「どうして? それはお前たちが必要のないゴミだからよ」
「グギ…」

沙耶香が全体重をGUの胸にねじ込んだヒールにかけると
何かが砕ける鈍い音がして、フォーススーツが消滅すると
GU芳賀優はゴボゴボと紅い泡を口から溢れさせていた。

「優、優、優!!」

GIがダメージを受け鉛のように重い体を動かそうとすると
GUの胸を踏み潰した沙耶香のヒールがGIのヘルメットの眉間の位置に
添えられてGIの頭部は床に押し付けられた。

「ガハッ……さ、沙耶香 優を、優を助けてくれ」
「クスクス… それはちょっと無理みたいよ もう…クスクス アハハハハ」

ヒールに力を加えながらGU芳賀優の最後を確認した沙耶香を声を上げて笑った。

「沙耶香… 完全にエデンにされちまったのかよ…」

仲間の死に声を震わせながら自分を踏みつけている沙耶香の足を掴んだ。

「だから汚い手で触らないでって言ってるでしょう!!」

GIの手を蹴り払うと渾身の力で紅いフォーススーツで護られたGIの腕を踏み潰した。

「ギ、ギャァァァァァ」
「まったく 余計なことするから痛い思いするんだよ豪太」
「っきっしょ… ぜ、ぜったい… おまえを… たすけギッ」
「ふざけない!! お前の助けなんて要らないっての!!」

GIのヘルメットの眉間に沙耶香のヒールが深々と突き刺さり
GT平塚豪太の体は陸に上がった魚のように跳ねていたが
すぐに動かなくなり、紅いフォーススーツも消滅した。

「チッ 大事なスーツにゴミの汁が付いちゃったよ…」

沙耶香は動かなくなった豪太の服で足元に付いた彼らの血を拭った。

「お疲れ様 メデューサ  イヴ様がお待ちよ」
「はい ステンノ」

ステンノが亜佐美を肩に担ぐと沙耶香も同じように奈々を担ぎ上げ
二人は部屋の窓から外に飛び出した。





「ムフフフ… イヴのメードになった気分はどうです アサミ」
「ハイ…イヴ様
  アサミはイヴ様のメードにして頂けてとても幸せです」
「あ、亜佐美…さん…」

真っ白な肌に背中と腕と足、そして胸と下腹部に生え揃った薄い灰白色の体毛。
手足の指先には銀色の鋭い爪が輝き、白い顔には黒い円らな眼と
額から鼻、両方の目元から鼻へと三本の黒いラインの紋様。
陰部からは少し太めの長い尻尾が伸びており、首にはカズミと同じ
ベルが付いた黒いチョーカーが付けられた姿でイヴの前に跪き
頭を垂れている亜佐美に奈々の顔は強張り声も震えた。

「アサミ お前はモモンガって言う
  ちっぽけな生き物の獣人に改造してあげました。
   これからはイヴの体を包み込んでイヴを気持ちよくするのが
    お前の仕事です」
「ハイ イヴ様のメードとして精一杯お仕えさせて頂きます」

頭をあげてイヴを見上げた亜佐美が嬉しそうに笑みを浮かべた。

「亜佐美さんまでイヴの…」
「ご主人様 ユリカと沙耶香は問題なく
  防衛機構ロイヤルフォース第三地区に収容されました」
「あっ! 友華、目を醒ますっすよ ゆ…」

冷たく自分を見やる友華の顔には美佐子と同じイヴのメイクが施されていた。

「友華も沙耶っちも… 亜佐美さんまでも…エデンに…」

天井と床に繋がったカプセルに入れられている奈々は
エデンのしもべとなった仲間たちを見やった。

「お前も最初からイヴの言う事を聞いていれば仲間と一緒になれたのに…
  バカな きゃひん… アサミ、イイです もっともっとです…」
「ハイ イヴ様」

アサミはイヴを後ろから抱き込んでイヴの首から下を
自分の体で包み込むと尻尾と全身を使いイヴを悦ばすよう励んでいた。

「うるさい!! あっしは最後まで諦めないっす 絶対お前を倒してみんなをギャヒッ」

カプセルが赤く輝き奈々の全身を激痛が襲う。

「お前にもちゃんと仕事を用意してあります」
「死んでも…お前の…命令には…従わないっす」
「まだあんなこと言ってる… アサミ、もっとしっかりこうするです」
「キャヒィィィ… ィ、イヴ様…気持ちイイですゥ…」

イヴはアサミの毛皮の中で自分の陰部に差し込まれた
アサミの尻尾を強く握り絞め、激しく動かしていた。

「ハヒィ…ハヒィ…ハヒィィィィ…イヴさま…でます……
  なにかが先からヒャィィィィィィィィ…」
「ムフフフフ… アサミの熱いのがイヴの中に注ぎ込まれてます」

全身を震わせながら亜佐美は微かに腰を動かしている。

「ムフフフ アサミも完全にイヴのモノです」
「ハイ… アサミは…イヴさまのモノ…です」
「ナナでしたね。 お前も素直にイブのモノになりませんか?」
「絶対イヤっす!! イヴ、どうしてあっしだけ
  みんなと同じように無理やり自分にモノにしないっすか
   そんなに自分のモノのしたいなら」
「ムフフ… 敗北を認めてイヴのモノになった猿がいてもいいと思います」
「殺されてもあっしはお前に負けないっす!」
「ハァァ… ホントにバカな猿です。 わかりましたもういいです。
  せっかく生き延びるチャンスをあげたのにバカな猿です タチバナ」
『ハイ イヴサマ』

カプセルの中で奈々の手足が機械アームで拘束された。

「何をされてもあっしはお前のギャヒ…」

奈々の体に醜いイボが付いた皮膚が移植されはじめた。

「お前をユリカよりも醜い合体獣人に改造します。
  ククククク… 改造したお前を醜い姿のまま、街に放してあげます」
「グギィィィ… な、なにを… たくらんで…イキィィ」

体の何箇所かが醜い皮膚に置き換えられるとカプセルの内部が黄色い光で満たされた。

「ギャヒィィィィィィィィィィ」

首を振って苦痛に耐える奈々を楽しそうに見つめるイヴ。

「お前の体にくっつけたのはイヴの星で嫌われている
  イボーヌを獣人にしたヤツのイボイボです。
   イボーヌのイボイボは中から臭い汁を出して
    他の生き物を腐らせてしまう嫌われ者ですけど
     それをお前用に改造してみました」
「ヒッ、ヒギィィィィィィィ… どうするアギャ」

尻尾をしごかれ快感で意識を失った亜佐美を床に放置して
イヴは奈々を改造しているカプセルに近づく。

「お前の体のイボイボは他の猿にくっつくと
  その猿をイボーヌ獣… イボーヌ合体獣人に改造しちゃいます」
「アヒィィ…ギギィィ……そ…そんな…グギィィィィ」

イボが分裂を繰り返し奈々の全身が小さなイボで埋め尽くされていった。

「お前は息をすると体が膨らんで数時間で破裂しちゃいます。
  途中で死んでも体が膨らんで破裂しちゃうんです。
   破裂すると体のイボイボが飛び散って他の猿どもにくっつき
    そいつらをイボーヌ合体獣人に改造しちゃうわけです。 ムフフフフ…
     イヴに楯突いたお前に相応しい最後です」

カプセル内の黄色い光がおさまり
手足の拘束をとかれた奈々は狭いカプセルの底でうずくまり
仁丹のような濃緑のイボで埋め尽くされた腕や体を見つめながら震えた声をもらす。

「ハッ…ハッ…ハッ……イ…ヴ……オネガイ…ッス…
  ナンデモ…イウコト…キクッス……ダカラ…」
「助けてください ですか? もう遅いです。
  そのカプセルから出て息をすればお前の体は風船のように膨らみはじめます」
「イ…イヴ…サマ……オネガイデス……イヴサマノ…シモベトシテ…ナンデモシマス…
  ダカラ…アッシニ……ソンナ…ヒドイコトヲ…サセナイデ…クダサイ…」
「だから もう遅いです。
  お前は破裂してたくさんの猿を獣人に改造しちゃうんです。
   タチバナ こいつを街に放り出して来なさい」
『ハイ イヴサマ』
「イ…イヤッス……ヤメテ…ヤメテクダサイ…コノママ…アッシヲ…コロシテ…」


数時間後、夕刻の繁華街で鈍い爆裂音が轟き
さらにその数時間後、おびただしい数の獣人による破壊、殺戮が行われ
一夜にして街は廃墟と化した。




数日後。

「イボーヌ合体獣人だらけで気持ち悪いです〜」

かつて、ロイヤルフォース司令室だった場所で
イヴはカズミとアサミの奉仕を受けながらモニターに映し出されている
イボーヌに破壊され澱んだ空気が漂う街を眺め見て顔をしかめていた。

「ご主人様 ユリカから報告がありました。
  まもなく あの街にユリカのアルファフォースと
   他数隊によるイボーヌ掃討作戦が実行されるようです」

ユリカと沙耶香はエデンに占領された防衛機構ロイヤルフォース第一地区から
脱出した数少ない生存隊員として第三地区に収容され、その後、新しいフォース部隊の
隊長と隊員として同地区に配置されていた。

「そうですか 友華、美佐子、攻めてくるロイヤル何とかを捕獲してきなさい。
  ただし、何とかフォースのメスだけです」
「ハイ ご主人様」
「ハイ イヴ様」

友華と美佐子がイヴの目の前でエウリュアレとステンノに変身すると
右手を左胸に添え、イヴへの忠誠を誓う仕草で一礼して新たな獲物の捕獲に向かった。

「タチバナ イボーヌたちが次に破裂するのはいつですか?」
『ハイ イヴサマ ヨソクデハ ニジカンゴニ ハレツシマス』

イボーヌ合体獣人は破裂を繰り返し世代を重ねるごとに
破裂するまでの時間が少しずつ延び、数時間から十数時間
中には膨張して破裂しない個体まで現れはじめていた。

「ふ〜ん…… 兄様はこの国をイボーヌで一杯にするって仰ってましたが…」

しばらくモニターを見つめて考え込んでいたイヴが急に立ち上がり

「ここをロイヤル何とかに返して、途中からやり直します。
  タチバナ エウリュアレとステンノに作戦変更です。
   ユリカと一緒にイボーヌを一匹残らず片付けるように伝えなさい」
『ハイ イヴサマ』
「ムフ…ムフフフフフフフ… イボーヌは失敗です。
  兄様には悪いですけど、イヴはもう少しこの星で遊びたいです…ウフ」

イヴはカズミとアサミを従えて、ロイヤルフォース司令室だった場所をあとにすると
兄アダムのもとにも戻らず、イヴは姿をくらました。


第一地区の奪還に成功したロイヤルフォースは新しいフォース部隊を配備
何事もなかったかのようにエデンとの戦闘にあけくれ、膠着状態が続いた。



そして、数週間過ぎたある日。

「ムフフフ… 出てきました。
  あれが新しい計画の為にユリカが用意した猿たちです。
   エウリュアレ、ステンノあれを受け取ってきなさい」


兄の怒りが治まった頃合を見計らい、イヴは新しい計画のため動き出した。


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