闇への転換 3


〜 謎の生命体ビースト  ビーストレーンの館 〜


「もう、やめて…  イ……イ…ゥ……」

数時間、休む間もなく責め続けられたサツキ。
Αの巧妙な愛撫に焦らされながら、何度目かの絶頂を迎えた。

「クスクス… もうグチョグチョ…
  これまでの女はこの段階で壊れて、おねだりしてきたけど… 貴女はいい感じ」

唇を噛み恥辱に耐えているサツキの体は絶頂の余韻で小さく震えている。
体は飲まされた薬剤の影響が続いているらしく
火照り、目の前で淫靡に微笑んでいる敵の愛撫を求めているようだった。

「貴女のここはもっと弄って欲しいって言ってるみたい… ほら、ヒクヒクしてる…」

濡れきったサツキの陰唇にΑの指が挿し込まれジュブジュブと音をたてる。
軽く指で掻き回されただけで、サツキは絶頂してしまい
苦痛とも快楽とも言えない表情を浮かべ、許される範囲で背中を仰け反らせた。

「イッ…クアゥ…ハヒィィィ…」
「クスクス… そろそろかしらね…」

Αはボディースーツの隙間から自分の陰部に指を挿し込み
ネチャネチャとネバリのある音をたて、直径5cm程の黄緑色をした卵型の物体を
親指と人差し指でつまみサツキの目の前にかざした。

「クス… みて これが貴女を改造するトレーン細胞(セル)よ」

サツキはうつろな瞳で透明の殻の中で動いている黄緑色の液体をみつめた。

「ト、トレーン…セル…」
「そうよ このセルが粘膜から浸入して体組織を作りかえるの。
  外観を維持したまま内側だけをわたしたちと同じモノにね」
「…粘膜から…浸入して…改造…」

抗うことのできない恐怖に震えるサツキ。
だが、それを悟られまいと虚勢を張り、冷静を装い強がってみせる。

「それをどうするつもりかしらないけど…
  何をされても私は屈しない。 あなたたちの仲間には絶対ならないから…」
「クスクス… さすがジャスティーフォースね」

すべて見透かしているΑは余裕の笑みを浮かべ
サツキの陰裂が見える場所に移動すると黄緑の卵をそこに押し当てた。

「クスクス… でも、それはどうかしら?」

陰裂に押し当てた卵でグチュグチュと優しく愛撫を再開する。

「イヤ… な、な…に…クフゥ…」

サツキの意識が下半身に集中し思考が麻痺する。

「クスクス…  大変、貴女の愛液で殻が溶けちゃいそうよ」

陰裂に押し当てた卵をΑがゆっくりと指で奥に押し込む。

「ハヒィィ…イ…ィィ…」

肉壁を押し広げて入ってくる異形の卵にサツキは体を震わせた。

「クスクスクス… いくら強がっても貴女はもう…」

赤い唇を舌先でなぞりながら自分の陰部に指を挿入し
もう一つ卵を取り出すとサツキの陰裂にあてがう。

「い、いや…やめ…て…  ウクゥゥゥゥ…」
「クスクス… もうわたしが何もしなくても、卵が中に入ってくわ。
  そろそろ卵の殻も溶けて中のトレーンセルが粘膜にひろがって…
   クスクス… 最初はちょっと痛いかもしれないけど…  クスッ…クスクス…」
「ハグッ!!… グギィ……  ィ… イギャァァァァァァァァ!!」

眼を見開いたままサツキが獣のような叫び声をあげ、体を拘束しているベルトを皮膚に食い込ませた。

「イイイ… イギ… ギャァァァァァァァァ……」

髪を振り乱して激痛に耐えるサツキの叫び声が響く。

「ハギッ…ハヒッ…ハイッ……イツゥゥゥ…」

ガクガクと体を揺すっているサツキの下腹部に緑に変色した血管が浮かび
それがゆっくりと全身に拡がり始めるとサツキは白目を剥き意識を失った。

「クスクス… トレーンセルを生み出す器官ができたみたい クスッ…」

サツキの体表に浮かび上がっては消えてゆく緑の血管を満足げに見つめていたΑが
半透明のゼンタイスーツを取り出して、内側に透明の粘液を塗りこむと
慣れた手つきで眠っているサツキの体に装着しはじめた。



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